1948-06-12 第2回国会 参議院 厚生委員会 第11号
すでに一昨年十月から實施されておりまする生活保護法の醫療方面におきましても、私共が地方に行つて調べますというと、この醫療費というものが非常に少いために、その目的が達せられないというような實情を見て參つておるのであります。
すでに一昨年十月から實施されておりまする生活保護法の醫療方面におきましても、私共が地方に行つて調べますというと、この醫療費というものが非常に少いために、その目的が達せられないというような實情を見て參つておるのであります。
從つてこの醫療費の問題につきましても、本法にあります醫療費は大體國庫二の分一補助というのを建前といたしておるようであります。さような醫療費を出せない者に對してのものでございます。
この請願及び陳情の趣旨は、略略同一の内容を持つておりますので、これを一括して審議いたしましたが、これを總括いたしました趣旨は、國民保健の不安を芟除するために、國民健康保險法を根本的に改正し、本制度の刷新強化を圖り、これが運營を圓滑にすると共に、社會保險制度と表裏一體の關係を有する醫療費との調和を圖るよう措置を講じ、社會保險の行政機構を整備し、國民健康保險に對する政府及び地方廳の指導を強化されたいとの
第二の點は作業賃というものにつきまして特別な豫算がなかつたということでございまして、醫療費でありますとか、或いは各種修繕費とかいうような、そういうような豫算の遣り繰りで賄つておつた實情であつたのであります。
最後にこれは醫療全體の問題でありますが、今病気が非常に多く、而もこの醫療費が嵩んで我々非常に迷惑をしている。これは國民全體が非常に迷惑をしていると思うのでありますが、この醫療を結局私は國營にしなければ解決できないと思つている。而もこの聲は相當廣汎に起つて來ていると思う。
日程第四につきまして、健全なる體力は日本國再建の原動力であるが、現在の醫療費の高騰に對して國民健康保險被保險者の負擔は大いなるものがある、よつて國庫補助金の増額、國民健康保險の國家管理竝びに社會保險制度一本建に統合することと醫療費の半額を國庫負擔とせられたい。
、施設の轉換其の他解散に関する事務処理の万全を図りますための経費十三万余円と、不時の傳染病の発生に備えまして、防疫用の各種醫薬品は、常にこれを確保し、適切な配給をする必要がありますので、これに必要な経費三億七千三百二十七万余円及び先般関東、東北地方の水害地へ醫薬品等を急送し、罹災民の醫療確保に資しましたが、これが事務処理の経費六万余円と、又國立病院、療養所等において、物價の改訂に伴いまして、賄費、醫療費等
施設の轉換その他解散に關する事務處理の萬全をはかりますための經費十三萬餘圓、不時の傳染病の發生に備えまして、防疫用の各種醫藥品は、常にこれを確保し、適切な配給をする必要がありますので、これに必要な經費三億七千三百二十七萬餘圓及び先般關東、東北地方の水害地へ醫藥品等を急送し、罹災民の醫療確保に資しましたが、これが事務處理の經費六萬餘圓と、また國立病院、療養所等において、物價の改訂に伴いまして、賄費、醫療費等
殊に藥品が、御承知の通り最近非常に値上りをいたしまして、勤勞階級に對する衞生醫療費というものが非常に高く過重になつてきておる際に、一方におきましては非常に苦しい思いをして醫療をする、一方においては高い金で水を賣つておるというような實情でありましては、まことに遺憾だと考えるのであります。
○宮崎政府委員 ただいまのお尋ねの封鎖支拂の問題でございますが、健康保險につきましては、御承知のように昭和二十二年の三月に封鎖支拂になることになつたのでありますが、昭和二十二年の四月に大藏省と相談をいたしまして、醫療費のうち三割以内ま自由預金によつて拂うということにしたわけであります。
動いておる中でも、成績がよく動いておるのが五割くらいであつて、あとの二割が動いておるだけではないか、その後私どもの方で全國の課所長の會議を開くなり、あるいは國民健康保險事務擔當者の會議を開くなりいたしまして、今後この貧困の原因である醫療費の解決方法といたしまして、どうしても社會方險の運用によらざるを得ないこの時節におきまして、この状態では非常に困るから、大いに地方の人たちに協力していただきまして、この
それからいま一つ、これはほんとうにお願いでございますが、醫務局の方で——私たちは非常に心配しております傷痍軍人の有料の問題でございますけれども、これについて生活保護法でやろうということになつておりますが、なかなかこれは適用に當りまして地方町村でこの醫療費を出してくれないのでございます。
最近御承知の通り、賣薬の非常な値上げが行われており、從つて醫療費も非常に高いものになつてまいりました。國民の負擔、殊に勞働者、農民、小市民等のいわゆる勤勞階級の負擔というものは、非常に加重をされてきております。しかるにその用いられるところの醫藥というものは、かような不良品、不正品が横行しておるようであつては、まことに遺憾であると思うのであります。
○久下説明員 醫療團は醫療費をすべて社會保險の單價でやる、こういう建前でやつてきておるのであります。社會保險の單價が上りますれば、それに應じて上げていくことはいたしております。特に最近醫療團としましては、社會保險の單價をさらに一割ぐらい引いてやつているというような施設も多くございます。
それから同時にまたこの二、三年御承知の通りの物價の上昇によりまして、また醫療團としては醫療費をあまり高くしないという建前で經營をいたしておりましたので、そういう點からもこの赤字が最近になつて殖えてきておるという状況でございます。
○榊原(亨)委員 醫療費を高くしないというお話でございますが、この醫療費の標準はどういう標準でおやりになつておりますか。
御承知の醫療費もずいぶんかかつております。先般も隣人の者が齒醫者にかかりましたところが、上下總齒を入れかえたら四千圓かかつたと言つております。チブス患者が先般相當發生しましたときも、一月ないし四十日入院治療しましたら、一萬圓内外かかつたと言つております。また教育費も相當かさんでおります。
又それがやがて非常なこの農業の發達に、將來の我が國の農村の發達に非常な惡影響を齎らすということを特に銘記しなければならんと思うのでありますが、尚今日の情勢から申しますると農村の内部におきましては、すでに資金が枯渇いたしまして、そうしてこの醫療費等には貸出がどんどん殖えて行くというのが現状であることは、幾多の實例があると思うのであります。
私どもといたしまして、適正なる診療報酬を見出すということは、非常に困難な問題でございまして、公定の醫療費というものが國家としてきまつておりません關係上、社會保險においては、從來から社會保險と醫師會側と相談して、診療報酬の算定をいたしておつたのでありますが、今日においては、算定協議會を開きまして、これをきめているのでございます。
○榊原(亨)委員 先ほどから私の御質問申しました要點は、今の後者の場合でございまして、全體の醫療費といたしまして、昭和九年十年、十一年度の何倍に當るかということを、お尋ねいたしておるのであります。從つて單價が何倍になるというような單純な問題でございませんので、この場合御計算がもし不可能であり、またその方面の御研究がまだないといたしますれば、次會まで質問を保留いたしたいと思います。
しかもその醫療費たるや、必ず厚生大臣の監督のもとに行われた醫療費でございまして、いつでも醫者がその額において滿足しておつた醫療費ではないのでございます。その低廉な醫療費が積り積りまして、ただいまのお答えでございますれば六千萬圓、私どもの見當にいたしますると一億圓になんなんとすると思つておるのでございますが、その醫療費が何年たつても拂えない。こういうことでございますれば、醫者が不協力である。
大體社會保險の醫療費を今きめております方法は、四分の一醫者がはいります、四分の一政府がはいられます、四分の一學識經驗者がはいる、四分の一患者側の者がはいる、結局それをもつて算定委員會というものをつくつて、この醫療費をきめておいでになるのでありますが、そのきめ方につきましては、私はまた考えがありますが、とにかく早急の問題といたしまして、このきめられた醫療費が、新物價體制に著しく背馳している點でございます
これは大體安本または物價廳におきまして、最近の生計費の調査をやりましたが、その生計費調査に基き、おそらくあの醫療費六十一圓の算定を出しているのではないかと思われます。詳しいことは目下醫務課の係官をいたしまして調査をさせておりますから、この結果に基いてお答えいたしたいと思います。
○一松國務大臣 醫療費の算定協議會、これらの協議會できめたのが一點四圓。これはどうも今日六十五倍の物價高になつておるときに非常に安いではないか。きめ方がいけないじやないか。
第三番目に醫療費の未収について。わが國におきますところの商業にいたしましても、そのほかの勞働者にいたしましても、一億圓以上の不拂いがあつて、それをそのままにしておいて、そうして、國民健康保險を改良しようとか何とかいうふうなばかげた話は、私どもはとうてい承服することができぬのであります。
醫師の不協力によつて國民健康保險がうまくいかないというか、一億三千万圓を数える未収の醫療費があるというお話でありますが、その点は組合が不振のために醫師の支拂も滞おらしているのが相當あるのでありまして、このことはまつたく組合側における責任でありまして、醫師が悪いのではなくして、組合の活動が十分でなかつたのであると思うのであります。私が先ほど申しましたのはそういう意味ではありません。
殊に醫者の不協力と醫薬品の缺乏とか、あるいは諸物価の騰貴というようなことをおあげになつておられますが、一體今までに國民健康保險組合が醫者に拂わなければならない診療費の未収を私どもの方で考えますと、一億三千万圓ほどあると思われるのでありますが、この未収の醫療費というものは、決して醫者がほんとうに望んだ診療費ではなしに、社會保險の性質上最低の堪え得るだけの診療費としてきめられたその診療費、殊に先ほどもお